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瑠璃の宝石

「瑠璃の宝石」用語解説

  • あ行

    • エベレスト

      標高8848mのヒマラヤ山脈にある世界一の高峰を誇る山。

    • 甌穴(おうけつ)

      岩が削がれてできた天然の穴のこと。岩の隙間に入り込んだ石が、水流で動き回ってできる。

    • 黄鉄鉱

      硫化鉱物。モース硬度6~6.5。硫化鉱物の中では最も産出される鉱物。

    • 黄銅鉱(おうどうこう)

      硫化鉱物。モース硬度3.5~4。もっとも重要な銅の鉱石鉱物。

    • オパール

      結晶ではない数少ない鉱物の一つ。二酸化ケイ素を主成分とし、モース硬度5.5~6.5。斑(ふ)とよばれる虹色の光が特徴。

  • か行

    • ガーネット

      単一の鉱物名ではなく、成分の異なる30以上の種を包括したグループ名。赤い果実が名前の由来で、外観が赤~赤褐色あるいは赤紫色、オレンジや緑色などの色調のものが宝石として流通している。

    • 灰重石

      レアメタルで、タングステンの鉱物。かつては、砲弾や鋼材の原料として重要視されていた。

    • 玉髄

      モース硬度7。水晶と同じ鉱物で、目で見えないほど細かな結晶が集まったものの総称。

    • 銀化ガラス

      水中で劣化することによって変化が起きたガラスのこと。銀化とは通称。

    • ゲルマニウムダイオード

      半導体であるゲルマニウムを用いた整流作用を持つ部品。

    • 検波器

      音の乗った電波は、そのままだとプラスとマイナスに振動が拮抗しているため何も聞こえないが、その片方だけを取り出して音が聞こえるようにする、整流という作業を担う部品。

    • 玄武岩

      マグマが地表あるいは地表近くで急に冷えて固まった火山岩の一つ。暗灰色のものが多い。

    • 紅亜鉛鉱(ジンカイト)

      酸化鉱物。モース硬度4~4.5。主要な鉱山が閉山しており、天然のものは希少になっている。亜鉛の精錬過程で生じた人工結晶も美しい。

    • 坑口

      坑道やトンネルの入口のこと。

    • 鉱山

      有用な鉱物を鉱床から採掘する事業所のこと。

    • 鉱脈

      岩石の割れ目を特定の有用鉱物が満たしてできた板状の鉱床。

  • さ行

    • 砂金

      元素鉱物。水流によって流されている間に複数の粒がくっついて巨大化することもある。

    • 砂白金

      元素鉱物。プラチナを主成分とする希少金属の粒。もともとは蛇紋岩の中などに存在し、岩石の風化により砂の中から見つかる。金と同等の比重を持つ。

    • サファイア

      酸化鉱物。モース硬度9。ルビーと同じく鉱物名はコランダムで、赤色以外のものをさす。

    • シーグラス

      波にもまれて丸みを帯びたガラス片。表面はすりガラス状になるものも多い。

    • 試掘跡(しくつあと)

      人工的に掘った穴。鉱山として採掘するかどうかを試験的に掘った跡。

    • 磁鉄鉱

      酸化鉱物。モース硬度5.5~6。強い磁性を持っている。

    • 蛇紋岩

      地球内部のマントルを構成する「かんらん岩」が、地表に現れる際に水と反応した変成岩。

    • 条痕色(じょうこんしょく)

      鉱物を粉末にした時の色のこと。水晶だったら白色、黄鉄鉱なら黒色、金なら金色になる。

    • 水晶

      モース硬度7。地球上で最も産出量の多い宝石の一つ。

    • ズリ(砰)

      鉱山から掘り出されたが、工業的に価値が低く、放棄された石のこと。

    • 石灰岩

      方解石からなる堆積岩。
      水底に溜まったものが押し固められて出来る岩石のひとつ。主成分は炭酸カルシウム。

  • た行

    • 堆積岩

      堆積物が押し固められ、硬い岩石となったもの。

    • ダム

      河川整備手法の一つ。大雨の時に洪水を防御し、水が豊富な時に水を貯めて水不足の時に補給する役割を持っている。

    • 地形図

      地形図は、標高や地形の起伏、河川や海岸線、道路や建物などの建造物や集落の分布、交通路、土地利用などの状態を精細に表現した地図のこと。

    • 泥岩

      水底に溜まった泥が押し固められた堆積岩。

  • な行

    • ナーリング

      底面全体に傷がつくのを防ぎ製造中のやわらかい瓶を守る加工のこと。1960年代以降の瓶底に施されている。

  • は行

    • 焙炒炉

      金属鉱石などを融点以下で加熱処理し、化学組成を変化させたり、不純物を除去したりする装置。

    • バラ輝石

      マンガンのケイ酸塩鉱物。モース硬度6。薔薇のような色味(ピンク~赤)が特徴的な鉱物。

    • ビスマス

      元素番号83、Bi。
      熱を加えたビスマスは液体状になり、冷えると分子(Bi)がくっつき結晶ができる。結晶からは、”液体が固体になる際に発生する熱”・潜熱が放出されるため、温度の偏りが出来る。結晶は、温度が低い部分が早く固まり、角や縁が突出した結晶『骸晶』ができる。

    • 碧玉

      モース硬度7。水晶と同じ鉱物で、目で見えないほど細かな結晶が集まったものの中で、不純物を多く含み縞模様がなく、不透明なもの。

    • ペグマタイト(巨晶花崗岩)鉱床

      岩盤の亀裂に流れ込んだマグマが固まったもの。固まる際に、マグマ成分の一部が気化するが、気体が外に逃げられず、マグマ内部に溜まり空間を作る。その晶洞とよばれる空間に水晶などの鉱石が産出されることがある。

    • ベリフィケーション・カード

      通称ベリカード。ラジオなどの放送が聞こえたと放送局に報告すると、放送局側が報告者に発行する証明書。受信できた場所の座標が記載されている。

    • 偏光顕微鏡

      偏光板を使用し、標本の偏光特性(複屈折性)を光の明暗や色として観察できる。

    • 片麻岩(へんまがん)

      変成岩の一種。荒い結晶の粒に縞の構造をもつ岩石。

    • 方鉛鉱(ほうえんこう)

      硫化鉱物。モース硬度2.5。鉛の主要な鉱石鉱物。完全な劈開をもつ。

    • 母岩

      土になる前の岩石や、鉱床を取り囲む岩石、または鉱物を含む岩石、またはそのもととなる岩石全般。

    • 蛍石

      ハロゲン化鉱物。モース硬度4。完全な劈開をもつ。ブラックライトを当てると発光するものも多い。

    • ホルンフェルス

      マグマなどの熱の影響で変化した変成岩の一種。

  • ま行

    • 瑪瑙

      モース硬度7。水晶と同じ鉱物で、目で見えないほど細かな結晶が集まったものの中で、縞模様があるもの。

  • ら行

    • (りょう)マンガン鉱

      マンガンの炭酸塩鉱物。モース硬度4。縞目が特に美しいインカローズ(インカの薔薇)とよばれるものが有名。